パソコン雑誌を読んでいると、「OS」「USB」等訳のわからない単語が並んでいませんか?
一応、普iからパソコンを使用していると、周りから聞かれたりもするのですが、私だって知らない ものは知らないんだ! というわけには行かないものを前回UPしているので、その中の単語くらいはなんとか説明でき ると言うことで、このページを作ってみました。
Macintosh(マッキントッシュ)
アメリカにあるApple社が開発したコンピュータ。それまでにあったコンピューターよりも直感的に 操作ができることを目標に作られたとか。日本での現在のシェアは15%程といわれている。愛称は「マック」、関西 では「マッキン」とも呼ばれているそうだ。
リンゴマークが特徴。色々な会社で作られているWindows機 と違って、Apple社でのみ製造販売を行っている(一時期各社開発による互換機が発売されたこともあった)。
Windows(ウインドウズ)
アメリカにあるMicro Soft社が開発したコンピュータOS。全世界で7割以上のシェアを持つらしい。Windows95、98、me、2000、 XP等各種バージョンがある(が、マックユーザーにはどんな違いがあるのかわからない)。
Windows(ウインドウズ)
Microsoft社が開発したコンピュータOS「Windows」を搭載したパソコンの総称。しかし、 実際にはWindowsという名称のパソコンは存在しないとか(そういえば各社独自の名前だけしか聞いたことないな)。Windows95の真夜中発売の際のお祭り 騒ぎで日本でも一般的に。そのため、現在パソコンと言えばWindows搭載機の事をさす場合が多い。ちなみにWindows という名のパソコンは無くても、Macintoshという名のパソコンは存在する。
MacOS(マックオーエス)
Macintosh専用OS。以前は英語版は「System」、日本語版は「漢字Talk」と呼ばれていたが、 「7.6」の時からMacOSという呼び名に変更統一。お正月の三が日に起動すると、起動画面に「あけましておめでと うございます」と表示される。しかしこの仕様、今後標準化するMacOS X(テン)でも残るのだろうか?
MS-DOS(エムエス-ドス)
Microsoft社が開発したOS?。MicroSoft - Disc Operating Systemの略。取りあえずWindows95以前に使われていたパソコンの共通言語だったため、現在でも標準的に 使用できる言語。これの形式に変換すればMacintoshとWindows間でのテキスト等のやり取りは一応可能になる。 90年代以降のワープロ専用機にもほぼ標準装備されていた。
OS(オーエス)
Operating System。パソコンを動かす為の言語のこと。これが入っていなければパソコンはただの箱である。Windows、 MacOS、Linax等が有名。
PC(ピーシー)
Personal Computerの略。NECのPC-98シリーズがWindows95発売以前に市場を握っていたせいか、IBM PC/AT互換機をさす。本来の「パソコン」の意味であればMacも入るのだが…。
DTP(ディーティーピー)
Desk Top Publisingの略で、机上出版と訳される。つまりパソコンの画面を机に例えて、机の上で全ての編集作業ができるという意味。
それまで写植機で文字を打ち、写真をカメラで撮影して印画紙に焼いて机に持ってきて、そこでレイアウト 用紙に貼り込んで…という作業だったものが全て一台のパソコンで出来てしまうという事。
データ化さ れることにより、以後の一部訂正等が楽になるということで、80年代後半に出現、90年代で一般化した。 現在の印刷屋のほとんどがこの方式を使っている。
Aplication(アプリケーション)
一般的に「ソフトウェア」と呼ばれるプログラムのこと。ワープロや表計算等の仕事用のも のにとどまらず、ゲームでもアプリケーションと呼ばれる。
OSが入っていなければパソコンはただ の箱だが、一緒にアプリも入っていなければ何もできない頭でっかちの箱である。
Ethernet(イーサネット)
複数台のパソコンを連結する、パソコンをプリンターに接続する等のネットワークとして 現在最も普及している(と思われる)接続方式。
10base-2、10base-T、100base-TX、1000base-T、 と進化している。現在は10base-T、100base-TX、1000base-Tが混在している状態。ただし、ケーブルは 10base-2以外は共通で使えるようにできているものが多く販売されているので、自分のパソコンが100base でも1000base対応のケーブルを購入しても構わない。
一般的に複数台を接続する場合にはハブと呼 ばれる接続装置を介してネットワークを作られるが、ハブを使用しない方法も可能。ハブを使う(ストレ ートケーブル)か使わないか(クロスケーブル)で、ケーブルの種類が変わってくるので、混在は不可能ら しい。
不思議なのは、10baseは「テンベース」と読むのに対し、100baseは「ひゃくベース」と読まれる。 1000baseも「せんベース」らしい。なぜ急に日本語読みになったのだろう。
Localtalk(ローカルトーク)
Macintoshに最初から装備されていたネットワーク方式。シリアルポート同士をケーブル で繋げばすぐにネットワークが完成すると言うことで、Macintoshはネットワークを繋ぎやすいパソコンと 言われていたらしい。
転送速度は現在ではかなり遅い方であり、90年代半ばあたりからEthetalkが普 及してきたために現在は接続口が見あたらない(青白G3迄は残っていたらしい)。
Appletalk(アップルトーク)
Apple社独自のネットワークシステム。
SCSI(スカジー)
Small Computer System Interfaceの略で、パソコンと周辺機器を接続するためのインターフェイス(ネットワーク形式ではない)。 転送速度が早いのだが、使用するにはケーブルの総延長の長さ(25m)、SCSIIDの管理、ターミネーターの設置、 パソコン本体よりも先に起動していなければならない、接続口の形状が5種類ほどあり、接続の順番によってケー ブルを選ばなければならない、などの制約がある(一度設置さえしてしまえば気にならない制約ではある)。98年のiMACから、またパワーユーザー機でも青白G3から実装されなくなった(G3、G4機はSCSIカード を増設することで使用可能)。
USB(ユーエスビー)
Universal Seral Busの略で、iMACへの実装で一躍メジャーになったインターフェイス。周辺機器のみならず、キーボードやマウス、 プリンターまで繋ぐことができる。パソコンの電源を入れたままでのコードの抜き差しができ、FDドライブ程度なら ばUSBプラグを通じて電源供給もできる。ただし、転送速度はSCSIに比べて格段に遅い。
FireWire(ファイアーワイアー)
最近ではデジタルビデオカメラの転送用インターフェイスのイメージが強いようだが、デジカメ 専用ではなく、周辺機器を繋ぐことができるインターフェイス。USB同様パソコンの電源を入れたままでの抜き差 しが可能で、しかもSCSIよりも転送速度が早い点が売り。ただし、SCSIやUSB対応機器に比べて同じ仕様でも若干 値段が高いのがたまにきず。Windowsでは「IEEE1394(あいとりぷるいー)」又は「iLink(アイリンク)」 とも呼ばれている。
ADB(エーディービー)
もともとMacintoshのキーボード、マウスを接続するための インターフェイス。iMACへのUSB実装で姿を消したが、ADB対応のドングル(ソフトの不正コピー使用禁止キー)が各種 あるため、ADB-USB変換装置は各種発売されている。
インターフェイス/ネットワーク
インターフェイスは周辺機器を接続するための規格のこと。パソコン同士を繋げるのはネットワークと呼ぶ。 面白いことに、プリンターは両方に接続が可能な周辺機器である。シリアルやパラレル、USC、FireWire 等のインターフェイスで繋がっている時は1台のパソコンからしか印刷できないが、Ethertalk等でネットワーク 上で繋がっていれば複数台のパソコンから印刷が可能。
HP
当サイトではHomePageの略として表現している。ほかにゲームでのキャラクター等の体力ゲージもHP、プリン ターメーカーのヒューレットパッカード社もhpと表示しているため、少々わかりにくい時がある。以前、他の印刷屋に勤めている人と話をした際に、その会社で大型インクジェットプリンターを持って いるというので、どこの会社のものか聞いたとき「エッチピーです」と言われた。「ヒューレットパッカード社 の?」と聞き返すと、「いいえhpです」と答えられた事がある。一応覚えといてほしい。
B(バイト)
パソコン上のデータのサイズを測る単位。
半角アルファベット が1文字で1Bと言われている。日本語は全て2バイト文字。
1024Bで1KB(キロバイト)、1024KBで1MB(メガバイト)、1024MBで1GB(ギガバイト)。
ちなみにフロッピーディスクが800KB(2DD)or1.4MB(2HD)、CDが650(72分)or700(80分)MB。
HD(ハードディスク)
パソコン用の一般的な記憶装置。パソコン本体に内蔵されて いるのが一番身近な使われ方。増設するには外付けの方が楽。MO等に比べて読み書きの速度が早く、大容量。常にガードさ れていて見えないが、中には金属の円盤があり、そこにデータを読み書きする仕組みになっている。
小型化、大容量化が日進月歩で行われ、現在ではノートパソコンにでも何十GBものHDが内蔵されている。
FD(フロッピーディスク)
ワープロが世の中に出回り始めた頃からある記憶メディア 。
3.5インチ、5インチがあり、5インチディスクはソフトケースだったためか、大きかったため か最近では見かけない。3.5インチはプラスチックケースで保護されているため、5インチよりは耐久性があるのかもし れない。
一時期はOSやアプリケーションがFDの中に収められていて、起動する際や、アプリケーションを使用す る際にいちいち差し込んで使われていた(よくも入ったものだ)。
磁気で記憶させているため、磁石に弱く、 女性のハンドバック等のマグネットでもデータが壊れる事がある。また、長期間保存状態が悪い場所に置くと、中身 のディスクにカビが生えて使えなくなる。
2DDと2HDの2種類があるが、最近はほとんどが2HDである。ただし、 ワープロの種類によってはMS-DOS形式は2DDでなければ認識しないものもある。
そういえば、ワープロを購入したばかりの頃、それほどの文章量でもないからと本体に文書を記録していたが、 2台目を買ったら、本体に記憶できなくなっていて、FDに毎回保存しなければならない形式に変わっていて驚いたこと がある。お陰でうっかりFDを手元に置かずに移動というときに非常に困った。まぁ、メーカーが違ったのも要因ではあ るのだろうが…
MO(エムオー)
Magneto Optical Diskの略。光磁気ディスクと訳される。日本では一般的になった記憶メディア。大きさは3.5インチFDと同じで、厚さ が2倍ある(たまにMOを知らない人に説明するときにFDのお化けと紹介することもあります)。中身はCDのよう な円盤で、レーザー光を使用して、熱と磁気を用いて記憶させる。その為環境によってデータが壊されることが少な く重宝されている。
容量は128MB、230MB、640MB、1.3GBとあり、ドライブも各容量毎に販売されている(ドライブの128MB、230MBはもう在庫だけかも)。ドライブは完全に下位機種互換があり650MBのド ライブで128MB、230MBのメディアも読み書きできる。
一応MacでWin(MS-DOS)フォーマットのMOを読むこと ができるのだが、Winフォーマット640MB以上のディスクは認識できないので、注意が必要。
CD(シーディー)
Compact Diskの略。一般的には音楽CDがなじみ深い。
CD-ROM(ReadOnlyMemory)は読み込み専用のCD。素材集などが 収録されて販売されていることが多い。
CD-R(Recordable)となるとパソコンで作成したデータを書き込める。 が、書き込みは一度限り。失敗したとしても消去ができないという難点がある(物理的に傷を付けるとか、破壊すれば データの読み込みを不可能にはできる)。
CD-RW(ReWritable)となると消去も可能。基本的には約1000回程の 書き込みが可能とされている。
1MBあたりのコストとしてはFD、MO、HDよりも格段に安い。一時期CD-R/RWドライブが 内蔵されたパソコンも多数販売されていたが、最近ではDVD-R/RWドライブ内蔵の物が多数派。
DVD(ディーブイディー)
Digital Versatile Diskの略。CDが700MBの容量しかないのに、同じ外見+大きさで、片面4.7GB(両面9.4GB)を可能にした記憶メディア。 映画のDVD化で普及している。市販の映画ソフトのコピーガードは強力で、海賊版が作成されないような機能も付いている。 ただし、まだ開発されたばかりのメディアのため、パソコン用の場合、各社の互換性が弱い点がある。
drive(ドライブ)
HD、CD、FD、MO、DVDなどを読み込むため(ディスクを回転させ、読み込むため)の装置。外付けが多く販売さ れているが、大抵のパソコンにはどれか一つ二つくらいは内蔵されている。CDはDVDドライブで読むことが出来るので共用 の場合が多い。だがMOドライブが内蔵というのはあまり聞いたことがない(内蔵用MOドライブは販売されていても、最初 からパソコン内蔵というのは少ない)。
一般的に売られている物を見ると「Win用」「Mac用」と分かれているが、 ドライブ自体は同じ事が多い。単にドライバーがMacに対応しているか否かの違いである。
driver(ドライバー)
車の運転手ではないし、ネジを止めるための工具でもない、ドライブを認識させるための一種のソフトウェア。ドライブ自体は各社から出ているので、それが完全に パソコンで認識されるとは限らない。その為各々のドライブにはドライバーソフトが貼付されていて、これをインストー ルすることによりドライブを認識させるようにしている。たまにドライバーが附属していないドライブもあるが、これは既に (他ドライブを購入したときに付いてきた、あるいは別途購入して)ドライバーソフトを持っていることを前提にしているの で、初めて買う場合には注意が必要。
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