さて、このブログではジャンガ・テック女性社員の
日頃の活躍を毎日書かせていただいてるのですが、
皆さんはご存知ですか?【女性活躍推進法】
正式には「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」で、
その名の通り「働く女性の活躍を後押ししますよ」という法律なんです。
日本の女性の就業率は少しずつ上ってきていますが
まだまだ課題は多いです。その課題として、
●働きたくても働けない女性が約300万人いる
●第一子出産を機に6割の女性が離職する
●育児後に再就職する際はパート・アルバイトになる場合が多く、女性雇用者における非正規雇用者は56.6%と、6割近い
●女性の管理職は1割程度と、国際的に見ても低い水準である
このように、まだまだ女性が活躍しているとは言えない状況です。
少子化による急速な人口減少により、将来の労働力不足が考えられます。
女性に、もっと多く、もっと長く、もっと高い能力を発揮して
「働いてほしい」というわけでこの法律が作られました。
では女性活躍推進法の施行にともなって、
企業にはどのようなことが求められているのでしょうか。
ステップ1:自社の女性活躍に関する状況の把握と、課題の分析をすること
ステップ2:行動計画の策定、社内周知し、外部に公表すること
ステップ3:行動計画を策定した旨、労働局へ届け出ること
ステップ4:行動計画に従って取組を実施し、定期的に効果測定すること
企業はこの4つのステップに取り組むことを求められるようになります。
そして、この取り組みは、従業員301人以上の事業主については、
企業だけでなく、国や自治体、学校、病院などあらゆる組織に義務付けられています。
ただし、この法律は10年の時限立法です。
この先10年間で、女性の働き方はどこまで変わるのか。
働く女性の意識を変える時がきているかもしれませんね。